ピレア・エレンってどんな植物？

ピレア・エレン（Pilea ellen）は、イラクサ科ピレア属の植物で、正式名称は「ピレア・グラウカ・エレン」といいます。小さい葉っぱが密に茂り、シルバーがかったグリーンが特徴です。

テーブルの上、棚の上、ハンギングで吊るしたり、棚から垂らしたりと、飾り方も色々楽しめるので、インテリアグリーンとしても大人気。耐陰性もある程度あるので、日当たりの良くない場所でも比較的育てやすいのが魅力です。

ピレア・エレンの育て方：基本の管理

それでは早速、ピレア・エレンの具体的な育て方を見ていきましょう。

1. 置き場所：明るい日陰がベスト！

ピレア・エレンは、直射日光が苦手です。葉焼けの原因になるので、日当たりの良い窓辺に置く場合は、レースのカーテン越しなど、遮光できる場所を選びましょう。

• 室内： 明るい日陰や、半日陰の場所が適しています。DonaFLOWER&CAFEのようなカフェ空間であれば、窓から少し離れた棚の上や、カウンターの隅などが良いでしょう。
• 屋外： 春〜秋の暖かい時期であれば屋外でも育てられますが、必ず直射日光の当たらない日陰に置いてください。冬は室内に取り込みましょう。

水やり：メリハリをつけて！

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えるのが基本です。

• 春〜秋（生育期）： 土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。ただし、受け皿に水を溜めたままにすると根腐れの原因になるので、必ず捨てるようにしてください。
• 冬（休眠期）： 生育が緩やかになる冬は、水やりの頻度を減らします。土が完全に乾いてから数日置いて、少し乾燥気味に管理しましょう。葉がしおれてきたら水を与えるサインです。

ポイント： 水のあげすぎは根腐れの原因になります。土の乾き具合を指で確認してから水を与えましょう。

 肥料：控えめに与えて

ピレア・エレンは、それほどたくさんの肥料を必要としません。

• 生育期（春〜秋）： 液体肥料を2週間に1回程度、薄めて与えるか、緩効性の置き肥を2ヶ月に1回程度与えます。
• 冬（休眠期）： 基本的に肥料は必要ありません。

ポイント： 肥料の与えすぎも根を傷める原因になります。規定の量より少なめに与えるくらいがちょうど良いでしょう。

用土：水はけの良い土を

市販の観葉植物用の培養土で問題ありません。水はけの良い土を選ぶことが大切です。自分でブレンドする場合は、赤玉土や腐葉土などを混ぜて、水はけと保水性のバランスが良い土を作りましょう。

 植え替え：根詰まりに注意！

鉢底から根が見えてきたり、水の吸収が悪くなったりしたら、植え替えのサインです。

• 時期： 5月〜9月の暖かい時期が適しています。
• 方法： 一回り大きな鉢に、新しい用土で植え替えます。根を傷つけないように優しく扱ってください。

増やし方：挿し木で簡単に！

ピレア・エレンは、挿し木で簡単に増やすことができます。

• 時期： 5月〜9月
• 方法： 茎を5〜10cmほど切り取り、葉を数枚残して下の葉を取り除きます。水に挿しておくか、湿らせた土に挿しておくと、数週間で根が出てきます。

病害虫： 比較的病害虫には強いですが、風通しの悪い場所ではカイガラムシやハダニが発生することがあります。定期的に葉の裏などをチェックし、見つけたら早めに対処しましょう。

【DonaFLOWER&CAFEからの提案】ピレア・エレンで彩るカフェ空間

DonaFLOWER&CAFEの店内でも、ピレア・エレンは様々な形で活躍してくれます。

• ハンギングバスケットで吊るす： ゆらゆらと揺れる葉が、空間に動きと癒しをもたらします。
• 棚から垂らす： 高い位置から垂らすことで、視覚的な広がりと奥行きが生まれます。
• ミニポットでテーブルに： 小さなポットに植えて、お客様のテーブルにちょこんと置けば、会話が弾むきっかけにもなるでしょう。

いかがでしたでしょうか？ ピレア・エレンは、その愛らしい姿と育てやすさから、植物初心者の方にも非常におすすめの観葉植物です。

DonaFLOWER&CAFEでは、ピレア・エレンをはじめ、様々な観葉植物を取り揃えています。育て方でお悩みの方や、お部屋にぴったりの植物を見つけたい方は、ぜひお気軽にスタッフまでお声がけくださいね。

DonaFLOWER&CAFEで、あなたの生活にグリーンを取り入れて、もっと心地よい毎日を過ごしましょう！